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1950年代初頭に製造された IWC(International Watch Company)Cal.852 自動巻モデル です。
IWC初期のペラトン式自動巻機構を搭載した、歴史的にも重要な個体になります。このシリアルで極めて状態良いものほとんど流通してないのでコレクターアイテムになります。
概要
Cal.852(自動巻) オールドインター
シリアル:1,26X,XXX番台(1952年頃製造推定)
ケース素材:ステンレススチール(Staybrite Steel)
ケースサイズ:約35mm(リューズ除く)
ラグ幅:18mm
風防:プラスチック(オリジナルドーム)
針・インデックス:オリジナル
ベルト:付属しません。本体のみお渡しになります。
コンディション
ムーブメント動作良好(日差±70秒程度)
風防に軽微なスレありますが、ヴィンテージらしい味わい
文字盤はオリジナル(リダンなし)で経年による自然なトーン、ケースは小傷ありますが、目立つ凹み等はなし
裏蓋刻印くっきり。Cal.852初期特有のエングレーブが確認できます。
※鑑定士確認済み:「Cal.852初期ロット、文字盤オリジナル、機械状態良好」との評価をいただいています。
特徴・希少性
Cal.852はIWC初の本格自動巻機構「ペラトンシステム」採用機であり、現行IWCのルーツとも言える重要キャリバーです。シリアル帯が非常に早く(約125万番台前半)、市場でもほぼ見られない最初期個体。ケースが金張りではなくステンレス製という点も、当時としては貴重な仕様。70年以上経過してなお稼働する、IWCの精密な機構と耐久性を実感できます。
アンティーク時計の特性上、現状優先での出品となります。
現代的な完璧さではなく、当時のIWCの精密な作りと経年の美を楽しんでいただける方向けです。
ヴィンテージIWCの中でも、Cal.852初期SSモデルは今後さらに希少性が高まると考えています。